
水族館でマクロレンズの特性を活かして撮ろう(AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED)
2020年6月14日

作例

作例

作例
水族館撮影に向いている


Jimaです(^^)
夏が近づいてきて、水族館での撮影する場面が増えてくるかと思いますが
意外と暗くて小さくて早く動く被写体の撮影は難しいので解決策やコツをご紹介しますね。
この記事を見るメリット
- 水族館の撮影環境の見分け方
- 水族館撮影に向いているレンズの見分け方
- 光の色、水で赤色が弱くなる、色移り、水槽の反射に注意
- うまく撮るコツ
- 追い込みたいならRAW撮影がオススメ

水族館の撮影は難しい
- 水族館は少し特徴的(光量、色、被写体との間のアクリルなど)
- 水族館の水槽はアクリル越しでの撮影となる
- 水槽の特徴によっては湾曲してて、光が屈折しがち
- アクリルの厚さによっては水平、垂直でないと歪みがち
- 水槽での撮影は反射するので、アクリルにピタっと付けるべき
- 非常口とか次のコーナー説明の看板が反射しがち
- 外での撮影に比べて、薄暗い環境で光量が少ない水槽が多い
- 光量が低いとISO感度を上げて露出補正をする必要がある
- 泳ぐ魚は狙っても、SSを400前後は手持ち撮影で維持したい
- 動く被写体が多いので日の丸構図になりがちなので時々挑戦して
- 魚にストレスを与えないようストロボや補助光は絶対禁止
- 水槽前での家族の集合写真も変な光は出さないのが良い
- 雰囲気を出すため青、黄、緑などの光の演出があるので注意
- WBの読み取りに慎重に
- そういった環境では色移りみ発生しやすいので反射光に注意
- 水を透過した光は赤成分が吸収されるので、カメラ側で補填
- 水族館でも明るく色がナチュラルならロケ撮影の感覚でOK

うまく撮るコツ
- 撮影が難しくなる要素を部分的に省いて撮影するようにする
- 被写体が前面に近い
- 色がナチュラルか、色被りあるなら逆向きに補填する
- 暗いなら、明るい環境が水槽内にないかチェックする
- 暗いならISO感度やSS、開放f値やミニ三脚などでサポート
- 動く被写体ならSSを上げて、ザラつきは妥協する
- 水槽の反射がないよう、変な光を防ぎ水槽面にレンズを近づける
ナチュラルな環境でカメラが認識できるように調整していく
ただ、小難しい話は抜きにして・・・
手っ取り早くうまく撮るための方法
- 水槽に近づけるだけ、近づく(反射防止)
- 撮りやすい場所に居る被写体を選ぶ(時短)
- ブレが生まれないようにSSは高い値(TV / Sモード)
- 色味は撮りやすい水槽を選ぶ(もしくはコレも味、表現として撮る)
- 撮りまくって数で勝負すれば、お気に入りショットの確率も増える

水族館撮影に向いている
レンズの見分け方
- 水槽 :明るく、AFが早く、寄れる
- 野外 :明るく、AFが早く、寄れる(望遠OK)

画像にこだわるならRAW撮影がオススメ
- 色々、難しい点はあるけど色味以外がうまくいったら編集を使おう
- 室内で自分が用意した光でないなら、WBが難しいのは当たり前
- シンプルなアプリで修正するのもOK
- こだわるならRAWで撮って、画質劣化なく書き出す方法がオススメ

今回は水族館での撮影に関するコツをご紹介いたしましたが
YouTubeでも語っているので、ぜひ一緒に見てくださいね(^^)
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