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ニコンの広角(単焦点)レンズと一眼レフカメラを使ったポートレートの撮り方

こんにちは、Jimaです(^^)

今回は24mmの単焦点レンズ(Nikonの広角)で撮った作例をもとに特徴と広角独特のパース効果への注意点を解説していきますね(^^)

この記事を読むメリット

  • 広角レンズ 24mmの魅力
    • 焦点距離、どういった方に向いてるか
    • 作例を使って、どんな写真が撮れるか紹介
    • 私は風景やポートレートでよく使う
    • メジャーな焦点距離なので別メーカーでも探せる
  • 広角レンズとf値の関係
  • 撮影時の気にすべき所
    • 画角(センサーサイズ)、周辺減光、歪み(パース)
  • 単焦点と広角ズームの違い

結論:綺麗な景色や情報を多く入れる撮影にオススメ


広角レンズ 24mmの魅力

  • 背景を豪快に取り入れた撮影が可能(人物撮影にも良い)
  • 広角独特のクセ(パース効果)を活かすコツが必要
  • 非日常の絵が撮れる、標準、中望遠とメリハリ作れる
  • 広角レンズは解放f値が f1.8 でもボケにくい
  • 被写界深度を活用すれば上手にボケ感を出すことは可能
  • 焦点距離によって撮れる範囲(画角)が異なる
    • 数字が小さい → 広い画角 → 引いた感じ
    • 数字が大きい → 狭い画角 → 寄った感じ
    • APS-C、フルサイズで画角変わるので注意

文字だけじゃ、つまらないので
作例を見ていきましょう(^^)

焦点距離について

  • レンズの主点からセンサーに結像するまでの距離
  • 10mmや28mm、50mmや400㎜などの単位で表現される
  • 単焦点とズームは撮影スタイルで選ぶが良い
  • ズームは「24-120mm」など レンズの両端の数字で表現
  • 焦点距離の値が
    • 小さいレンズは写る範囲が広い(広角)
    • 大きいレンズは写る範囲が狭い(望遠)
  • 一般的には35mm換算で50mmが標準域とされる
    • 超広角<広角<標準<中望遠<望遠<超望遠
    • 焦点距離別のざっくり比較を用意しました
  • 自分の理想とする写真を撮るのはどのレンズか考える
    • その時、開放f値も結構大事

広角撮影に関わる別動画も是非、一緒に見てくださいね☆

焦点距離別の作例

広角(超広角):12-28mmぐらい

  • 広い世界を撮れるが、歪みに注意
  • ボケ感は作りにくいので、f値に注意
  • 風景などに向いている

標準:35-60mmぐらい

  • 日常の距離感、視界に近いので撮りやすい
  • 35mm換算での焦点距離に注意(APS-Cなら約35mm)
  • 比較的入手しやすく、安価なレンズも多いのでオススメ
  • 単焦点で始めるならコスパ的にも良い感じ

中望遠:85-135mmぐらい

  • 標準より一歩二歩踏み込んだ距離感
  • 遠くの物を少し引き寄せるイメージ
  • 背景ボケを作りやすくなる

望遠(超望遠):200-600mmぐらい

  • 肉眼では見えにくい世界も撮れる
  • 遠くの物をグッと引き寄せて撮れる
  • 主役に集中できる絵が撮れる
  • f値が高くてもボケ感を作れる
  • 画質を求めると大きいレンズとなる

焦点距離別の特徴作例

  • AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR で同位置から撮影した作例
  • 広角域では画角が広く、望遠域に狭くなってボケ感が強くなる

ズームレンズでお気に入りの焦点距離を見つけて単焦点を選ぶべし

広角のボケ感(被写界深度)

  • ボケ感は被写界深度の調整で作り出せる
  • 被写界深度は クッキリ見える範囲って認識でOK
    • ピントが合ってる範囲、前後でボケていない範囲
    • ボケ感の表現を数値的に表したものって感じ
  • 被写界深度が
    • 浅いと、ボケ感が強い(ボケてる)
    • 深いと、ボケ感が弱い(ボケてない)
  • 写真の表現でボケは絶大な威力を発揮
    • ボケ感が強いと主役を強調できる
  • ボケ感で撮影環境や雰囲気を表現として活かせる
  • 実はボケ感は焦点距離も大きく関わってくる
  • f値が同じでも、焦点距離が
    • 長いとボケやすい(望遠)
    • 短いとボケにくい(広角)

同じf1.8でも左は24mm、右は85mm(背景の抜け感も関係)

広角撮影で注意すべきとこ

1.画角(センサーサイズ)

  • 日常の視野より広いので、情報過多を避けるよう注意
  • センサーサイズで広角の魅力を損なわないように
    • フォーサーズ < APS-C < フルサイズ < 中判

2.歪み(パース効果)

  • 広角は中央にグッと寄せる効果があるので注意
    • 風景ならダイナミックに演出可能
    • 人物なら違和感を与えないように注意が必要

3.周辺減光

  • 広角は四方が光量不足になりがちなので注意
  • 視線を誘導するために周辺光量を下げるのはアリと思う
  • 現像ソフトやカメラ側で補正をすると解決できる

単焦点 と ズームの違い

  • シンプルに言うと焦点距離を変えれるかどうか
    • 寄ったり、引いたりが自由な便利ズーム
    • 単焦点は焦点距離が固定でカメラを動かす必要あり
  • 単焦点の特徴
    • シンプルな構造で画質が良いレンズが多い
    • 開放f値が低いレンズが多い
    • 撮り手の画角を考えるトレーニングになる
    • 他の焦点距離を求めると荷物が増える
    • レンズ交換時、埃が入ったりレンズ落下に注意
  • ズームの特徴
    • 1本で色んな画角が撮れて便利
    • 構造上、レンズ内が複雑化しやすく重くなりがち
    • 明るいレンズ(低いf値)は構造的に少し難しい
    • 大三元という便利ズームでも、画質が良い物がある
    • レンズ一本で色んな撮影が事足りることがある

今回の内容はYouTubeでも詳しく語ってるので
是非、一緒に見てくださいね☆