
ニコンの広角(単焦点)レンズと一眼レフカメラを使ったポートレートの撮り方
2020年7月11日

文字だけじゃ、つまらないので















こんにちは、Jimaです(^^)
今回は24mmの単焦点レンズ(Nikonの広角)で撮った作例をもとに特徴と広角独特のパース効果への注意点を解説していきますね(^^)
この記事を読むメリット
- 広角レンズ 24mmの魅力
- 焦点距離、どういった方に向いてるか
- 作例を使って、どんな写真が撮れるか紹介
- 私は風景やポートレートでよく使う
- メジャーな焦点距離なので別メーカーでも探せる
- 広角レンズとf値の関係
- 撮影時の気にすべき所
- 画角(センサーサイズ)、周辺減光、歪み(パース)
- 単焦点と広角ズームの違い
結論:綺麗な景色や情報を多く入れる撮影にオススメ

広角レンズ 24mmの魅力
- 背景を豪快に取り入れた撮影が可能(人物撮影にも良い)
- 広角独特のクセ(パース効果)を活かすコツが必要
- 非日常の絵が撮れる、標準、中望遠とメリハリ作れる
- 広角レンズは解放f値が f1.8 でもボケにくい
- 被写界深度を活用すれば上手にボケ感を出すことは可能
- 焦点距離によって撮れる範囲(画角)が異なる
- 数字が小さい → 広い画角 → 引いた感じ
- 数字が大きい → 狭い画角 → 寄った感じ
- APS-C、フルサイズで画角変わるので注意
文字だけじゃ、つまらないので
作例を見ていきましょう(^^)







焦点距離について
- レンズの主点からセンサーに結像するまでの距離
- 10mmや28mm、50mmや400㎜などの単位で表現される
- 単焦点とズームは撮影スタイルで選ぶが良い
- ズームは「24-120mm」など レンズの両端の数字で表現
- 焦点距離の値が
- 小さいレンズは写る範囲が広い(広角)
- 大きいレンズは写る範囲が狭い(望遠)
- 一般的には35mm換算で50mmが標準域とされる
- 超広角<広角<標準<中望遠<望遠<超望遠
- 焦点距離別のざっくり比較を用意しました
- 自分の理想とする写真を撮るのはどのレンズか考える
- その時、開放f値も結構大事
広角撮影に関わる別動画も是非、一緒に見てくださいね☆
焦点距離別の作例
広角(超広角):12-28mmぐらい
- 広い世界を撮れるが、歪みに注意
- ボケ感は作りにくいので、f値に注意
- 風景などに向いている

標準:35-60mmぐらい
- 日常の距離感、視界に近いので撮りやすい
- 35mm換算での焦点距離に注意(APS-Cなら約35mm)
- 比較的入手しやすく、安価なレンズも多いのでオススメ
- 単焦点で始めるならコスパ的にも良い感じ

中望遠:85-135mmぐらい
- 標準より一歩二歩踏み込んだ距離感
- 遠くの物を少し引き寄せるイメージ
- 背景ボケを作りやすくなる

望遠(超望遠):200-600mmぐらい
- 肉眼では見えにくい世界も撮れる
- 遠くの物をグッと引き寄せて撮れる
- 主役に集中できる絵が撮れる
- f値が高くてもボケ感を作れる
- 画質を求めると大きいレンズとなる

焦点距離別の特徴作例
- AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR で同位置から撮影した作例
- 広角域では画角が広く、望遠域に狭くなってボケ感が強くなる
ズームレンズでお気に入りの焦点距離を見つけて単焦点を選ぶべし

広角のボケ感(被写界深度)
- ボケ感は被写界深度の調整で作り出せる
- 被写界深度は クッキリ見える範囲って認識でOK
- ピントが合ってる範囲、前後でボケていない範囲
- ボケ感の表現を数値的に表したものって感じ
- 被写界深度が
- 浅いと、ボケ感が強い(ボケてる)
- 深いと、ボケ感が弱い(ボケてない)
- 写真の表現でボケは絶大な威力を発揮
- ボケ感が強いと主役を強調できる
- ボケ感で撮影環境や雰囲気を表現として活かせる
- 実はボケ感は焦点距離も大きく関わってくる
- f値が同じでも、焦点距離が
- 長いとボケやすい(望遠)
- 短いとボケにくい(広角)
同じf1.8でも左は24mm、右は85mm(背景の抜け感も関係)

広角撮影で注意すべきとこ
1.画角(センサーサイズ)
- 日常の視野より広いので、情報過多を避けるよう注意
- センサーサイズで広角の魅力を損なわないように
- フォーサーズ < APS-C < フルサイズ < 中判
- フォーサーズ < APS-C < フルサイズ < 中判
2.歪み(パース効果)
- 広角は中央にグッと寄せる効果があるので注意
- 風景ならダイナミックに演出可能
- 人物なら違和感を与えないように注意が必要
3.周辺減光
- 広角は四方が光量不足になりがちなので注意
- 視線を誘導するために周辺光量を下げるのはアリと思う
- 現像ソフトやカメラ側で補正をすると解決できる

単焦点 と ズームの違い
- シンプルに言うと焦点距離を変えれるかどうか
- 寄ったり、引いたりが自由な便利ズーム
- 単焦点は焦点距離が固定でカメラを動かす必要あり
- 単焦点の特徴
- シンプルな構造で画質が良いレンズが多い
- 開放f値が低いレンズが多い
- 撮り手の画角を考えるトレーニングになる
- 他の焦点距離を求めると荷物が増える
- レンズ交換時、埃が入ったりレンズ落下に注意
- ズームの特徴
- 1本で色んな画角が撮れて便利
- 構造上、レンズ内が複雑化しやすく重くなりがち
- 明るいレンズ(低いf値)は構造的に少し難しい
- 大三元という便利ズームでも、画質が良い物がある
- レンズ一本で色んな撮影が事足りることがある

今回の内容はYouTubeでも詳しく語ってるので
是非、一緒に見てくださいね☆
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