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【センサーサイズ】APS-Cではなくフルサイズのカメラを選ぶ 3つの理由

Jimaです(^^)

今回はフルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズとカメラの中でもセンサーサイズは重要なので、私がNikonのD780を選んだ理由をセンサーサイズの特徴を含めて解説します。

この記事を読むメリット

  • そもそも、センサーサイズ別の特徴って?
  • フルサイズ(35mm)を選ぶ理由
  • よく比較されるフルサイズとAPS-Cの特徴を比較
  • APS-Cとフルサイズ、両方使う私が思うこと
  • フルサイズのデメリットを克服した機種も増えてきた
  • 被写体や撮影環境によって変えるコツ

そもそもフルサイズとは

  • イメージセンサーの大きさのこと
  • センサーはカメラの中でもめっちゃ重要な部分

センサーには色んなサイズがある。

  • 小型のセンサーはカメラの小型・軽量化に貢献(コンデジなど)
  • 大型は多くの光を取り込むことが可能
    • 結果、白トビや黒つぶれが少なくなり、階調豊かな表現が可能
    • その他のメリットは後程ご紹介しますね

よく比較される3つを把握しよう

35mmフルサイズ

  • フィルムカメラ時代、最も普及していた画面サイズ(24×36mm)
  • レンズ記載の焦点距離のまま使えるのでわかりやすい
  • デジタルカメラでも比較的スタンダードなセンサーサイズとして人気
  • センサーが他の2つに比べて大きいので撮影範囲が広くなることや、ボケ感が強い、階調表現が豊かなどメリットがある
  • 反面、少し大型化するデメリットもある(SIGMA fpはその点凄い)

APS-Cサイズ

  • APS-Cはカメラの使いやすい大きさと画質のバランスから作られた
  • 画質と機動性のバランスに優れた”丁度良い”サイズとなる
  • センサーが一回り小さいので、カメラ本体の価格が抑えられる
  • コスパが良く、多くのメーカーがこのサイズのカメラを作っている
  • レンズの焦点距離は35mm換算で1.5倍になる点に注意
  • 遠くの被写体(野鳥や飛行機など)の望遠撮影にも有利となる

マイクロフォーサーズ

  • さらにセンサーサイズを小さくしてカメラを含め全体を小型軽量化
  • 望遠レンズでの撮影時にはかなり心強い反面、広角は少し使いずらい
    • 同じレンズを使った時、フルサイズと比較すると約2倍となる
    • 70-200mmの大三元レンズが140-400mm相当の焦点距離になる

私がフルサイズ(35mm)を選ぶ理由

  • D780使ってますが、フルサイズ絶対主義者ではないです
    • D3000やD5000系統のカメラも状況によって使います
    • Z50やα6400はめっちゃほしいと思ってます
    • 小型・軽量でしっかり撮れる機種は本当に魅力的

1.画角

  • 広角撮影時にやっぱりフルサイズの画角は心強い
  • 24mm単焦点を使うときにAPS-Cとの差は凄く感じる
    • APS-Cで24mm使うなら36mmぐらいになってしまう
    • APS-Cで広角狙うなら14~16mmぐらいが必要になる
  • ただ、APS-Cは大きく写せることを活かして野鳥撮影で活躍する
    • 飛行機や電車などの望遠レンズでの撮影時に心強い
    • 70-200mmが105-300mm、200-500mmが300-750mmという感覚
  • Nikon D780はトリミングしたようなDXとFXの切り替え機能がある
  • でも、APS-Cで遠くの動きものを狙うならD7500やD500が良いかな

ざっくりイメージの比較

  • フルサイズ(FX)は広く撮れる
  • APS-C(DX)は1.5倍寄った(狭く)撮れる

広角レンズでのポートレートやケラレの動画もあるので、見てね

2.ボケ感が強く出せる撮り方ができる

  • 同じ被写体を同じ画角で捉える場合・・・
    • APS-Cに比べてフルサイズは少し被写体に近寄るイメージ
    • なので、被写界深度の関係からボケ感が強く出すことができる
    • 50mmの単焦点を使ったらAPS-Cは75mmになるので
      画角を揃えようとすると少し下がる必要があり、ボケ感が弱まる
  • もちろん、APS-Cでもf1.4などの解放f値が低いレンズを使えばOK
    • ただ、解放f値が低いレンズは高い・・・
    • 後々のことを考えてフルサイズ対応レンズにすると良いかも

ボケ感や画角の差については別動画も用意しているので見てね

少しボケ感のある作例を見てみましょう。

3.階調表現が豊か

  • フルサイズは「階調が広い」ので白飛び、黒つぶれに強い
    • パッと見てアウトっぽくても、RAW現像で復活できたりする
  • フルサイズは光を多く取り込めるところが活かされた強み
    • ダイナミックレンジが広いことは、明暗さが激しい所で活躍
  • 特にNikonの黒表現は個人的にも好みなので、活かされている印象
  • 風景や夕焼け、夜間などの暗い所での撮影には心強い
  • APS-Cも夜景撮影可能やけど、三脚やISO感度は意識すべきところ
    • もちろんフルサイズも可能なかぎり丁寧に撮るのが理想

デメリットもある・・・

  • デカい、重い、高い
    • センサーも含めて、カメラ本体がデカく重くなりがち
      • SIGMA fpはここを改善した凄い魅力的なモデル
    • 高機能モデルも多く、レンズも価格が高い種類が多い
      • 高性能なので、長年使うこと考えればコスパ良いのかも

個人的に感じるフルサイズの気になる点はこれぐらい

APS-Cとフルサイズ、両方使う私が思うこと

  • 気軽に撮影に出るならAPS-C(ミラーレス)が最適
    • 小型・軽量で気軽に撮れるのは最高
    • レンズもこだわれば、ボケ感も十分楽しめる
  • 遠くの動き物を撮るならAPS-Cの高速連写できるモデルが魅力的
    • D500やD7500が個人的には好み、後はD5600のバリアングル
  • 価格も抑えられるので、費用をあまりかけたくない場面に最適
  • α6400やZ50はセンサーサイズにこだわらないならめっちゃオススメ
  • マイクロフォーサーズも大人気モデルはたくさんある
    • OM-D E-M1 Mark III は発売直後から安定して売れている
  • フルサイズは仕上がりに対する安心感が抜群
    • 階調表現が豊かで、ボケ感も自分の好みで簡単に出せる
    • 夜間や夕焼けでの撮影でもISO感度を上げても安心できる
    • 広角撮影時の迫力は
    • 2000万画素台を使えば、PC類を含めても取り扱い安い
    • ボディそのものがハイグレードなモデルが多く機能に満足
    • ただ、若干レンズ含めて高いモデルが多くなる点がある
    • ダブルスロット、フルサイズ、軽量、コスパを考えて
      • 私はD750を使って、今はD780に買い替えた
      • D850も良かったのですが、画像処理エンジンは大きかった
      • その辺は別動画でも語ってるので、是非見てね

個人的には被写体や撮影環境によって変えるべし

  • まず、仕事での撮影ならフルサイズ一択
    • 理由はダブルスロットと写真の階調の調整度合い
    • 撮影時のレスポンスや撮影表現の幅が広い
    • ボケ感や夜間での撮影でもストレスなく撮れるのは強い
    • お客様の満足感にセンサーサイズは直結しないかもだけど
      撮影時の安心感は仕上がりや納品数に直結すると感じている
  • 作品撮りもフルサイズ
    • 長期的に見て自分のブランディングや宣伝材料となるものだから
    • 撮影できるタイミングは一生でその一度しかない
      • 同じようなものでも、時は流れているもの
      • 感性や感情、環境などを含めるとまったく同じはないと思う
    • 撮影後の自分のテイストが変わることも含めてRAW撮影をする
      • これは各個人の好みや保管の簡易性で判断してもらうこと
  • 気軽に撮影するならAPS-C
    • 小型・軽量で気軽に撮影するならこっち
    • フルサイズを持つとどうしてもこだわってしまうので
      リフレッシュする撮影(感性を変えたいな)にはAPS-Cかな
    • 野鳥などでトリミング大前提なら、APS-Cの高速モデルが良い
    • もし盗難・紛失、故障しても財布的ダメージは少し楽

撮るものにマッチした適材適所での機材選びが良いと思いますね

今回の内容はYouTubeでも語っているので、ぜひ見てくださいね(^^)