
【センサーサイズ】APS-Cではなくフルサイズのカメラを選ぶ 3つの理由
2020年6月19日










Jimaです(^^)
今回はフルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズとカメラの中でもセンサーサイズは重要なので、私がNikonのD780を選んだ理由をセンサーサイズの特徴を含めて解説します。
この記事を読むメリット
- そもそも、センサーサイズ別の特徴って?
- フルサイズ(35mm)を選ぶ理由
- よく比較されるフルサイズとAPS-Cの特徴を比較
- APS-Cとフルサイズ、両方使う私が思うこと
- フルサイズのデメリットを克服した機種も増えてきた
- 被写体や撮影環境によって変えるコツ

そもそもフルサイズとは
- イメージセンサーの大きさのこと
- センサーはカメラの中でもめっちゃ重要な部分
センサーには色んなサイズがある。

- 小型のセンサーはカメラの小型・軽量化に貢献(コンデジなど)
- 大型は多くの光を取り込むことが可能
- 結果、白トビや黒つぶれが少なくなり、階調豊かな表現が可能
- その他のメリットは後程ご紹介しますね

よく比較される3つを把握しよう
35mmフルサイズ
- フィルムカメラ時代、最も普及していた画面サイズ(24×36mm)
- レンズ記載の焦点距離のまま使えるのでわかりやすい
- デジタルカメラでも比較的スタンダードなセンサーサイズとして人気
- センサーが他の2つに比べて大きいので撮影範囲が広くなることや、ボケ感が強い、階調表現が豊かなどメリットがある
- 反面、少し大型化するデメリットもある(SIGMA fpはその点凄い)
APS-Cサイズ
- APS-Cはカメラの使いやすい大きさと画質のバランスから作られた
- 画質と機動性のバランスに優れた”丁度良い”サイズとなる
- センサーが一回り小さいので、カメラ本体の価格が抑えられる
- コスパが良く、多くのメーカーがこのサイズのカメラを作っている
- レンズの焦点距離は35mm換算で1.5倍になる点に注意
- 遠くの被写体(野鳥や飛行機など)の望遠撮影にも有利となる
マイクロフォーサーズ
- さらにセンサーサイズを小さくしてカメラを含め全体を小型軽量化
- 望遠レンズでの撮影時にはかなり心強い反面、広角は少し使いずらい
- 同じレンズを使った時、フルサイズと比較すると約2倍となる
- 70-200mmの大三元レンズが140-400mm相当の焦点距離になる
私がフルサイズ(35mm)を選ぶ理由
- D780使ってますが、フルサイズ絶対主義者ではないです
- D3000やD5000系統のカメラも状況によって使います
- Z50やα6400はめっちゃほしいと思ってます
- 小型・軽量でしっかり撮れる機種は本当に魅力的
1.画角
- 広角撮影時にやっぱりフルサイズの画角は心強い
- 24mm単焦点を使うときにAPS-Cとの差は凄く感じる
- APS-Cで24mm使うなら36mmぐらいになってしまう
- APS-Cで広角狙うなら14~16mmぐらいが必要になる

- ただ、APS-Cは大きく写せることを活かして野鳥撮影で活躍する
- 飛行機や電車などの望遠レンズでの撮影時に心強い
- 70-200mmが105-300mm、200-500mmが300-750mmという感覚
- Nikon D780はトリミングしたようなDXとFXの切り替え機能がある
- でも、APS-Cで遠くの動きものを狙うならD7500やD500が良いかな

ざっくりイメージの比較
- フルサイズ(FX)は広く撮れる
- APS-C(DX)は1.5倍寄った(狭く)撮れる
広角レンズでのポートレートやケラレの動画もあるので、見てね
2.ボケ感が強く出せる撮り方ができる
- 同じ被写体を同じ画角で捉える場合・・・
- APS-Cに比べてフルサイズは少し被写体に近寄るイメージ
- なので、被写界深度の関係からボケ感が強く出すことができる
- 50mmの単焦点を使ったらAPS-Cは75mmになるので
画角を揃えようとすると少し下がる必要があり、ボケ感が弱まる
- もちろん、APS-Cでもf1.4などの解放f値が低いレンズを使えばOK
- ただ、解放f値が低いレンズは高い・・・
- 後々のことを考えてフルサイズ対応レンズにすると良いかも

ボケ感や画角の差については別動画も用意しているので見てね
少しボケ感のある作例を見てみましょう。



3.階調表現が豊か
- フルサイズは「階調が広い」ので白飛び、黒つぶれに強い
- パッと見てアウトっぽくても、RAW現像で復活できたりする
- フルサイズは光を多く取り込めるところが活かされた強み
- ダイナミックレンジが広いことは、明暗さが激しい所で活躍
- 特にNikonの黒表現は個人的にも好みなので、活かされている印象
- 風景や夕焼け、夜間などの暗い所での撮影には心強い
- APS-Cも夜景撮影可能やけど、三脚やISO感度は意識すべきところ
- もちろんフルサイズも可能なかぎり丁寧に撮るのが理想

デメリットもある・・・
- デカい、重い、高い
- センサーも含めて、カメラ本体がデカく重くなりがち
- SIGMA fpはここを改善した凄い魅力的なモデル
- 高機能モデルも多く、レンズも価格が高い種類が多い
- 高性能なので、長年使うこと考えればコスパ良いのかも
- センサーも含めて、カメラ本体がデカく重くなりがち
個人的に感じるフルサイズの気になる点はこれぐらい
APS-Cとフルサイズ、両方使う私が思うこと
- 気軽に撮影に出るならAPS-C(ミラーレス)が最適
- 小型・軽量で気軽に撮れるのは最高
- レンズもこだわれば、ボケ感も十分楽しめる
- 遠くの動き物を撮るならAPS-Cの高速連写できるモデルが魅力的
- D500やD7500が個人的には好み、後はD5600のバリアングル
- 価格も抑えられるので、費用をあまりかけたくない場面に最適
- α6400やZ50はセンサーサイズにこだわらないならめっちゃオススメ
- マイクロフォーサーズも大人気モデルはたくさんある
- OM-D E-M1 Mark III は発売直後から安定して売れている
- フルサイズは仕上がりに対する安心感が抜群
- 階調表現が豊かで、ボケ感も自分の好みで簡単に出せる
- 夜間や夕焼けでの撮影でもISO感度を上げても安心できる
- 広角撮影時の迫力は
- 2000万画素台を使えば、PC類を含めても取り扱い安い
- ボディそのものがハイグレードなモデルが多く機能に満足
- ただ、若干レンズ含めて高いモデルが多くなる点がある
- ダブルスロット、フルサイズ、軽量、コスパを考えて
- 私はD750を使って、今はD780に買い替えた
- D850も良かったのですが、画像処理エンジンは大きかった
- その辺は別動画でも語ってるので、是非見てね
個人的には被写体や撮影環境によって変えるべし
- まず、仕事での撮影ならフルサイズ一択
- 理由はダブルスロットと写真の階調の調整度合い
- 撮影時のレスポンスや撮影表現の幅が広い
- ボケ感や夜間での撮影でもストレスなく撮れるのは強い
- お客様の満足感にセンサーサイズは直結しないかもだけど
撮影時の安心感は仕上がりや納品数に直結すると感じている
- 作品撮りもフルサイズ
- 長期的に見て自分のブランディングや宣伝材料となるものだから
- 撮影できるタイミングは一生でその一度しかない
- 同じようなものでも、時は流れているもの
- 感性や感情、環境などを含めるとまったく同じはないと思う
- 撮影後の自分のテイストが変わることも含めてRAW撮影をする
- これは各個人の好みや保管の簡易性で判断してもらうこと
- これは各個人の好みや保管の簡易性で判断してもらうこと
- 気軽に撮影するならAPS-C
- 小型・軽量で気軽に撮影するならこっち
- フルサイズを持つとどうしてもこだわってしまうので
リフレッシュする撮影(感性を変えたいな)にはAPS-Cかな - 野鳥などでトリミング大前提なら、APS-Cの高速モデルが良い
- もし盗難・紛失、故障しても財布的ダメージは少し楽
撮るものにマッチした適材適所での機材選びが良いと思いますね
今回の内容はYouTubeでも語っているので、ぜひ見てくださいね(^^)
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