
【写真講座】回折現象(小絞りボケ)で失敗しない撮り方。カメラ、レンズで大切なf値の話。
2020年9月12日
小絞りボケ(回析現象)って
回折(かいせつ)とは
落ち着いてください。
光はまっすぐ進み、小さな穴を通ったとき、




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ズバリっ!
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こんにちは、Jimaです。
今回はカメラ、レンズで大切なf値の話でいつもとは逆に【高いf値】についての
注意点である回折現象(小絞りボケ)について語ります。
この記事を読むメリット
- 回析現象(小絞りボケ)って何?
- 絞りと密接な関係がある
- 絞りを少し振り返ろう
- 少し絞るとメリットが多い
- 高額なレンズはやっぱり優秀
- SS優先やAuto撮影時に注意
- 風景の撮影時には意識したい点である。
- f8~f11が使いやすい
- やっぱりSS、ISO、構図も大事
- NDフィルターというレンズのサングラスが便利な話
- f値開放、絞りすぎ、どちらもほどほどにする理由
小絞りボケ(回析現象)って
ご存知ですか?
回折(かいせつ)とは
媒質中(ばいしつ)を伝わる波や波動に対し
障害物が存在する時、波がその障害物の背後など
回り込んで伝わっていく現象のこと
落ち着いてください。
画面閉じないでっ!
解説するから、もう少し読んでください(^^)
回析現象(小絞りボケ)とは
- カメラの絞りを絞り込みすぎると
光の回折によって画質の鮮明さを失う現象 - 結果、全体的にぼけた画像になる現象を
小絞りボケ / 回折(かいせつ)現象と呼ぶ。
その理由は?
光はまっすぐ進み、小さな穴を通ったとき、
穴の周りを通った、光の一部が曲がる
➡ その結果、回折現象が起きる。
➡ これを回折光と呼びます。

つまり、絞りと密接な関係がある
- 少し、絞り(f値)を振り返ろう(^^)
- 絞りを開放すると、被写界深度は浅くボケる
- 絞ると被写界深度は深く、クッキリ写る
- 光がレンズの穴を通る時の大きさをイメージ
- 絞りを開くと明るくなり、絞ると暗くなる
- 絞りを開くとボケやすく、絞ると鮮明に写る
- 暗い環境は、絞りを開くとSSを確保できる
- 明るすぎる環境では、絞りを絞ると便利
- ISO感度が上がるようなら、絞りを開こう
ざっくり、言うとこんな感じでしたね。
- パンフォーカスという撮り方
- 花火撮影などで使われる手法
- 近く~遠くにピントを合っているように見せる方法
この時、絞りすぎると【逆に】ピントが
甘くなるという現象に心当たりはないですか?

でもさ?
絞った方が良いって聞くで?
確かに、絞り開放よりも
画質的にも、気持ち絞った方が良いし
絞ることでピントがあう範囲(被写界深度)を
深くすることでクッキリ、ハッキリ撮れるのよ
ただ・・・
絞り過ぎると、アカンって話

つまり・・・
何事もほどほどが良いよって話。
絞りを絞るメリット
- 解像力が安定する
- 収差が目立ちにくい
- 周辺減光が目立ちにくい
良いレンズってこういうときに
本領発揮してくれるよね

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じゃあ、絞りは
どれくらいが良いのさ?
ズバリっ!
f8 ~ f11 ぐらいで撮ると良いよ
大体のレンズはこの値ぐらいになるので
ざっくり把握でOK
厳密にはレンズの開放f値やセンサーサイズ
使ってるレンズの適切なf値の範囲を知る必要あり
➡ でも、それって結構大変
※ネットでレンズ名で調べると載ってるかも?
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いつも、私の動画では
「低いf値で」や「絞り開放」と言ってるので
今回は逆にf値を高くした際の注意点を解説。
カメラの撮影モードが
SS優先や絞り優先、Autoで撮ってる際は
絞りの値がギューンって、ならないようにね
参考になる動画も作ってるので
一緒に見てくださいね(^^)
今回の内容を詳しく、動画で語っているので
文字でイメージ付きにくい所はYouTubeで見てもらえると嬉しいです(^^)
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