
望遠レンズの3つの特徴【引き寄せて、切り取って、圧縮する】
2020年6月12日






Jimaです(^^)
今回は中望遠や超望遠レンズなどで得れる効果を解説いたします。
一眼レフやミラーレスカメラ独特のボケ感や圧縮効果を楽しむには
焦点距離が長いレンズは最高ですね。
この記事を見るメリット
- 望遠レンズの特徴
- 画角の違いと望遠で得ることができる効果
- 望遠のボケ感とブレが大敵の話
望遠レンズの特徴
- シンプルに言うと
- 寄れる 遠くのものをズームでグッと撮れる
- 画角が狭くなる 必要なものだけ含めることが可能
- 圧縮効果 背景をグッと引き寄せれる
- ボケ感が強い 長い焦点距離が作り出す柔らかい作風
- 野鳥や電車、飛行機などを撮るカメラマンが持っている大きなレンズ
- 重くて、移動大変やけどインパクト大で遠くのものが撮れる魅力あり

- 望遠レンズは「狭い範囲」を写しとるレンズ
- 不要な情報を画角内に含めず、主題を目立たせることが可能
- 85mm-135mmぐらいが中望遠、200mm~300ぐらいが望遠
- 400mm以上は超望遠という認識でOK
- 実際に焦点距離別の画角を見ていきましょう
焦点距離別の特徴作例
- AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR で同位置から撮影した作例
- 広角域では画角が広く、望遠域に狭くなってボケ感が強くなる
- ズームレンズでお気に入りの焦点距離を見つけて単焦点を選ぶべし

望遠効果を知ろう
- 引き寄せ効果
- 遠くのものが画角内で大きく写すことが可能
- 遠くのものを手前にグッと引き寄せて撮ることが可能
- トリミングでの対応も可能ですが、大きく写す方が良い
- 切り取り効果
- 被写体の特徴的な形状を切り取ることが可能
- 歪まないので正しい形状で撮れる
- 広角レンズなどではパースがついて、歪んでしまう
- 被写体の特徴的な形状を切り取ることが可能
- 圧縮効果
- 狭い画角によって主題前後の被写体のサイズ感が近くなる効果
- 望遠独特の凝縮感ある世界を表現できる
- 本当はもっと後ろにあるはずの背景を被写体の近くに寄せれる
- 人間の目とは少し違う非日常的な印象で表現できる

ざっくり、まとめると
- 背景が近いように見える
- 望遠で写る範囲が狭くなる
- 遠くの被写体のが大きく写る

望遠の魅力を活かす方法
- より遠くの背景を選んで圧縮効果を活かそう
- 望遠で被写体を捉える際は、背景の抜け感がコツ
- 遠い背景は圧縮効果を活かしてスッキリと見せることができる
- 背景をよりシンプルにして切り取ろう
- 望遠レンズは背景の画角が狭くなるので色などが重要になる
- 背景は明るいか暗いかで写真の印象を大きく変える
切り取る範囲が狭いので撮影時の立ち位置を少し変えると
ガラっと背景が変わるので背景処理も気を配ってみよう

別動画でカメラのアングルやポジションの解説もしているので
背景処理や構図などでお悩みの方は一緒に見てくださいね(^^)
作例

望遠レンズの気になるところ
- デカイ、重い、高い
- AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
- サイズ :約108mm(最大径)×267.5mm
- 質量 :約2300g(三脚座を含む)
- 価格 :約15万円ぐらい
- AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
- サイズ :約88.5mm(最大径)×202.5 mm
- 質量 :約2300g(三脚座を含む)
- 価格 :約25万円ぐらい
- AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
- 威圧感ある
- 大きいくて重いので三脚利用などや移動も大がかりになる
- 特別、気にならない撮影環境なら大丈夫やけど・・・
- 少し目立つところなら、気になってしまう場合もある
- 威圧感は良くも悪くも楽しみましょう
- 手ブレに弱い(三脚)が欲しい
- 広角や標準レンズより画角が狭くなるので手ブレの影響が大きい
- しっかりと構えて、早いSSで撮影するようにしましょう
- 目安は 1/焦点距離(500/500mmなど)
- 手ブレ補正のあるレンズなども是非活用しよう
手振れについての動画もありますので、要チェックです☆
中望遠や望遠レンズを使うことで得れる効果を活かした作品を撮れるのはカメラ独特の表現をするのに最高ですね
今回の記事内容について
YouTubeでも語ってるので、一緒に見てくださいね
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