
ニコン AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED 広角レンズで撮るポートレート の魅力
2020年6月14日







Jimaです(^^)
今回はAF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDというNikonの広角レンズ(単焦点)でポートレートを撮影した際の特徴や注意点を作例含めてご紹介いたします。
24mm 単焦点レンズの特徴
- 風景を豪快に取り入れた撮影が可能
- 広角独特のクセを理解して使うコツが必要
- 非日常の絵を作れるので中望遠の絵とメリハリ作るのに良い
- 広角レンズは解放f値が f1.8 でもボケにくい
- 被写界深度を活用すれば上手にボケ感を出すことは可能
- 風景にも使えるので持ってると便利
- 焦点距離によって写真に収められる範囲(画角)が異なる
- 数字が小さい → 広い画角 引いた感じ
- 数字が大きい → 狭い画角 寄った感じ
- APS-C、フルサイズで画角変わるので注意

- 広角レンズは周辺減光(周辺光量落ち)に注意が必要
- 周辺減光は写真の中心部に比べ四隅が暗くなる現象
- 丸いレンズとカメラの四角いセンサー構造が原因
- レンズ性能によって周辺光量落ちの度合いに差が出る
- 高くて高性能なレンズほど周辺減光が抑えられる傾向がある
- 古いオールドレンズは周辺減光が発生しやすい傾向がある
- 周辺減光の対策は絞る(f8など)か現像ソフトで補正
- 私は風景撮影時に絞るようにしていて、ポートレートの際は
現像(Lightroom)でレンズプロファイルを適用しています - ただ、最近は周辺減光も撮影時の味として個性と良い印象を持っているので雰囲気によっては補正をかけなかったりもする
- 私は風景撮影時に絞るようにしていて、ポートレートの際は
私が愛用している広角レンズ
- AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G
- 状態の良い中古なら6万前後 広角の中ではコスパ高い方
- 純正の広角で気軽に始めれる
- レンズ構成 9群12枚(EDレンズ2枚、非球面2枚、Nコート)
- 絞り羽根枚数 7枚(円形絞り)
- 最大絞り f/1.8
- 最小絞り f/16
- 寸法 約77.5mm × 83.0mm
- 質量 約355g
- ただ、現状は20mm以下が欲しい、購入当時はコスパ面から・・・
こっちのレンズを選んだが、今は価格差があまりなくなっている - このレンズで撮影した作例を流します
単焦点レンズの魅力
- ズームレンズに比べると画質が良いものが多い
- レンズ枚数が少なかったり、構造がシンプル
- 描写力が高く、解放f値が低い物はボケ感が出せる
- 明るいレンズ
- 解放f値がf1.8やf1.4などf2以下の低い物が多く揃っている
- 解放f値が低いとボケ感で表現出来たり、暗い環境で撮りやすい
- f値は「小」は「大」を兼ねるという感覚
- コスパが良いモデルが多い
- ズームで解放f値の低いレンズを狙うと10~25万ぐらいが多い
- f1.8などのシリーズなら比較的安価(5~10万)
- 50mmは5万以下(中古なら2万前後)
- f1.4などの少しグレードの良いレンズはぐっと値段が上がる
- 焦点距離が変わらない
- 距離感の調整を意識するのでカメラ上達の役に立つ
- 感覚的に「ココでこう撮ったらこうなる」が掴める
デメリットは焦点距離を変えるには自分の足で調整が必要
ズームみたいに気軽に寄れない
あとは本数が増えるのに注意
荷物増えるし、トータルで考えるとズームより高くなるかも

解放f値が低いとどんな写真が撮れるか
- ボケ感から被写体を綺麗に浮き上がらせることができる
- ポートレートなどに向いた表現
- 暗い所でもISO感度をそこまで上げなくても撮れる
- SSでの調整も大事
作例

- f値を8や11にすると背景までしっかり写る
- ボケ感がいらない、しっかり写したい時に使う
- f値を上げると暗くなるのでSSやISOで調整
焦点距離によってはf値が2.8など低くても
あまりボケない、24mmのf2.8と200mmのf2.8は違う

ズームレンズとは
- 単焦点と異なり、1本のレンズで複数の焦点距離で撮影が可能
- レンズに24-120mmなどの記載がある
- 広角から標準、中望遠までの撮影がカバーできたりと便利
- 70-200 f2.8などの大三元がある
- イベント、ブライダル、キッズ、ロケなど色んな場面に向く
- キットレンズなどに多く使われている
- デメリットはデカく、重く、高く、暗くなりがち
- レンズ枚数が増えるので
- 重くなる
- ピンキリやけど、値段が高くなりがち
- 解放f値が4など暗くなりがち
- レンズ枚数が増えるので
- 焦点距離を便利なズーム1本で済ますか
単焦点の強みを求めるか、撮影スタイルで変わってくる

焦点距離別の特徴作例
- AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR で同位置から撮影した作例
- 広角域では画角が広く、望遠域に狭くなってボケ感が強くなる
- ズームレンズでお気に入りの焦点距離を見つけて単焦点を選ぶべし

今回は24mmの単焦点レンズで撮った際の作例と注意点をご紹介しました。
YouTubeでも語っているので、是非見てくださいね(^^)
こちらもおすすめ

写真撮影時に”絶対しない方がいい”7つのポイント
2020年6月8日
ニコンの一眼レフ(フルサイズカメラを知ろう)
2020年6月15日